月夜見山荘/おすくにのブログ

南アルプスの麓、日本で最も人口が少ない町・山梨県早川町に移住して20年。地域の人たちから教わってきた山の暮らしの知恵や技術を継承するために、山の暮らしの豊かさを分かち合うるオーベルジュ(宿泊施設のある飲食店)を2019年1月に開設。このブログでは、私たちの暮らしぶりや四季折々の山の恵みを紹介していきます。

夏のコース料理

夏のコース料理をご注文いただきました。

お出しした前菜プレートをご紹介いたします。

 

奥から時計回りに

・ホタルブクロの甘酢漬け

ヤブカンゾウの蕾のおひたし

ツユクサ胡麻和え

スベリヒユのマヨネーズ和え

・クコの酢味噌和え

 

お花も入り、色鮮やかなプレートとなりました。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200827185808j:plain

 

夏のはやかわ割子2020ver がスタート

 
当店の目玉メニュー「はやかわ割子」。
三段重ねのそばに、今の季節のこの地域らしい具材が3種ついて、3つの味を楽しめるお得な蕎麦。 
そのはやかわ割子が、本日7月23日より、夏バージョンに変わりました。 

蕎麦を引き立てるのは地元産の夏野菜たち。
意外な野菜との組み合わせで、深まる蕎麦の魅力。是非一度お試しください! 

夏割子の具は次の3種です。

 

ーーーーーーーーー
1、茄子の揚げ浸し
ーーーーーーーーー
サッと素揚げした茄子を、生姜を効かせたそばつゆに浸しました。ご飯に負けず劣らず蕎麦とも好相性。 

 


ーーーーーーーーーーーーーーーー
2、おくら・胡瓜・茗荷の切り和え
ーーーーーーーーーーーーーーーー
食欲をそそる夏の代表野菜たち。細かく刻んでかき混ぜるとネバりが出て。蕎麦の風味がさらに深まります。 


ーーーーーーーーーーーーーーーー
3、新玉ねぎスライスの梅醤油掛け
ーーーーーーーーーーーーーーーー
好評につき初夏割子から引き続き延長です。青梅を漬け込んだ爽やかな酸味の醤油と新玉ねぎの初々しい香りが蕎麦を引き立てます。

 

野菜たっぷり。健康的で女性にも嬉しいメニューに仕上がったのではと思っております。このはやかわ割子で暑い夏を乗り切りましょう!

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200901204043j:plain

 

ニシンの漬け焼き

そば屋では身欠きニシンをよく使います。
甘辛く煮たニシンをかけそばの上に乗せるニシンそばは、誰もが知るメニューだと思います。

 

でも、山の食を中心に据える当店には、当然ですがニシンそばはメニューにありません。

 

でもでも、個人的にはニシンは嫌いじゃないんです。
身欠き鰊の凝縮した旨味は、他の干物などにはない濃厚さ。ということで、夜のおつまみメニューとして、ニシンの漬け焼きを作ってみました。

 

戻した身欠きニシンを、醤油、酒、みりんで作ったタレに漬けた後、グリルで炙るだけの簡単料理です。

 

凝縮されたニシンの旨味と甘辛のタレが相まって、酒が進みすぎるおつまみができました。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707213341j:plain

 

世界のそば料理コース

本日、「世界のそば料理コース」でご提供した料理をご紹介します。
世界8カ国から9種のそば料理をご提供いたしました。

 

リャンプル(中国雲南省/そばの原産地)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221342j:plain

 

プッタ(ブータン

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221404j:plain

 

ディロ(ネパール)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221407j:plain

 

プリヌィ(ロシア)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221420j:plain

 

カーシャ(ロシア、ポーランド他)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221416j:plain

 

ピッツォケリ(イタリア)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221425j:plain

 

メミルムク(韓国)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221433j:plain

 

モルンチフ(モンゴル)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221412j:plain

 

カンチャンパ(ネパール)

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707221429j:plain

 

稚鮎のコンフィ

稚鮎が出回る季節になりました。
この季節、どうしても作りたくなるのがコンフィ。

 

稚鮎をニンニク、タカノツメなどと一緒に油でじっくり煮るだけの簡単な料理ですが、ある程度保存も効くし、長く鮎を楽しめるいい料理だと思います。

 

コンフィはフランスの料理ですが、鮎のほろ苦さに日本酒が欲しくなりますね。

 

写真は作り途中ですが、お店ではオイルをきって少し炙ってからお出しします。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200707212247j:plain

 

イノシシの味噌煮

これはこの辺りの猟師の定番料理。

脂ののったイノシシ肉をぶつ切りにし、酒、砂糖少々、味噌で炒め煮に、最後にネギをたっぷりと。

酒にもご飯にもぴったり。
イノシシの美味しさを純粋に楽しめる料理だと思います。

 

今回はネギではなく、タケノコと厚揚げと一緒に煮てみました。
タケノコの歯ごたえ、そしてイノシシの旨みが染み込んだ厚揚げがたまりません。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200909173506j:plain

 

初夏のはやかわ割子、スタート!

当店の目玉メニュー「はやかわ割子」。

三段重ねのそばに、今の季節のこの地域らしい具材が3種ついて、3つの味を楽しめるお得な蕎麦。

 

そのはやかわ割子が、初夏バージョンになりました。

本日(5/28)からご提供しております。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200610170033j:plain

今回のラインナップは、

 

フキと油揚げの煮付け

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200610170054j:plain

ワラビの醤油漬けと長芋のすりおろし

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200610170051j:plain

新玉ねぎスライスの梅醤がけ

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200610170048j:plain

の3品です。

 

今年は、新型コロナウイルスの影響で、山菜が入った春の割子がすっ飛んでしまったので、少しは山菜も食べていただけるようにと考えたラインナップです。初夏バージョンですが、春も少しは感じていただけると思います。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200610170521j:plain

 

ちなみに、新玉ねぎにかける梅醤は、早川町内で活動するNPO法人早川エコファーム/おばあちゃんたちの店のみなさんが、早川町産の梅を収穫して作っているものです。おすくにでも、お土産用に販売しています。サラダ、冷奴などに使うと爽やかです。興味のある方はぜひお試しください。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20200610170109j:plain