月夜見山荘/おすくにのブログ

南アルプスの麓、日本で最も人口が少ない町・山梨県早川町に移住して20年。地域の人たちから教わってきた山の暮らしの知恵や技術を継承するために、山の暮らしの豊かさを分かち合うるオーベルジュ(宿泊施設のある飲食店)を2019年1月に開設。このブログでは、私たちの暮らしぶりや四季折々の山の恵みを紹介していきます。

薪ストーブに火を入れました。

今年は暑いが続いていましたが、それでも朝晩は随分と寒くなってきました。

そろそろ冬支度をせねば、ということで8ヶ月ぶりに薪ストーブに火を入れてみました。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20191111233849j:plain

暖かいですねー。
火があるだけで、とてもいい雰囲気になります。

 

f:id:tsukuyomi_osukuni:20191111232958j:plain

f:id:tsukuyomi_osukuni:20191111232955j:plain

薪ストーブは、座敷から一段低いところに置いてあるので、座敷に腰をかけて薪ストーブの暖をとることができます。

夕食後、ここに仲間やパートナーと並んで座り、(照明を薄暗くして)ワインやウイスキーの入ったグラスを傾けながら夜更けまで語り合うなんて、最高じゃないですか?

そんな使い方を想定して、このような空間になっております。

ちなみに、山荘の薪ストーブの上部に、黒い大きな箱が見えますが、これは松園式燃焼ユニットというもの。

薪ストーブから出る熱をこのユニットが蓄熱するので、通常の薪ストーブよりかなり部屋が暖まります。そのため、薪の消費量も減らすことができるという優れもの。(薪ストーブだけだと、この熱が煙突からどんどん外に逃げていくので、部屋を暖めるには薪をさらにガンガン燃やすしかなく、結果、積んだ薪がどんどん減っていく…。)

 

とはいえ、たくさんの方にお泊まりいただきたいので、薪もたくさんご用意してあります。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

f:id:tsukuyomi_osukuni:20191111233107j:plain