山荘でアマゴ祭り
昨日からお泊りのお客様が、今朝、雨の中、渓流釣りに。
見事、塩焼きサイズのアマゴを多数釣ってお帰りになり、こちらで料理させていただきました。
まずは定番の串焼き。
炭火を囲むように刺して、強目の遠火でじっくり焼き上げます。
こうすると焦げることなく身の水分が抜けて旨味が凝縮。
骨も柔らかくなり、頭から尻尾まで余すところなく食べられます。
続いてアマゴ飯。
素焼きしたアマゴとニンニクを入れて炊き込みます。
頭と中骨を取り除き、身をご飯に混ぜてお召し上がりいただきます。
混ぜる時に漂うニンニクの香りがたまりません。
アマゴの香ばしい出汁がお米に染み込み、何杯でも食べられそう。
最後は、釣った魚がないとお出しできない内蔵の料理。
胃袋の炒め物と卵と肝臓のさっと煮です。
コリコリとした食感の胃袋。
ねっとりとした卵、白子、肝臓。
お酒が進まないはずがありません。
いつもはジビエがメインですが、今日は脇役。
囲炉裏を囲んでのアマゴ祭りとなりました。
ちなみに、私が食べて書いたような記事ですが、お客様にお出しした料理なので、私は一口も食べておりません。描写は私の経験を元にした思い込みですが、きっとお客様も同じように感じていただけたはずだと信じています。