月夜見山荘/おすくにのブログ

南アルプスの麓、日本で最も人口が少ない町・山梨県早川町に移住して20年。地域の人たちから教わってきた山の暮らしの知恵や技術を継承するために、山の暮らしの豊かさを分かち合うるオーベルジュ(宿泊施設のある飲食店)を2019年1月に開設。このブログでは、私たちの暮らしぶりや四季折々の山の恵みを紹介していきます。

久しぶりの世界のそば料理コース

本日、久しぶりに世界のそば料理コースのご予約をいただきました。

 

今回、お出ししたのはこの8品。

 

チャオグーダ(中国雲南省
チャオグァォウ(中国雲南省
ディロ(ネパール)
スーティータン(モンゴル)
メミルムク(韓国)
カーシャ(ロシア)
ピッツォケリ(イタリア)
ズレバンカ(スロベニア

 

最初の2品は、そばの原産地と言われている中国雲南省の、韃靼そばを使ったメニュー。どちらも素朴な料理ですが、韃靼そばの苦味と唐辛子をベースにした薬味の相性が抜群。ハマります。

 

ディロは、日本でいうそばがき。
ダルスープやアチャールなど、スパイスの効いたおかずと一緒に食べます。

 

モンゴル、韓国など日本と近い国でも、日本とはかなり食べ方が違います。

 

写真は後半3つのヨーロッパのそば料理。
チーズやサワークリームを使った、ちょっとご馳走感のある一品です。

 

蕎麦とともに世界を巡る旅で、お腹も心もいっぱいになったかな。

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カーシャ(ロシア)そば米と魚を使ったグラタンのような料理。

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ピッツォケリ(イタリア)平打ちしたそばを使ったパスタ料理。
ニンニクとオリーブオイルの香りがたまりません。

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ズレバンカ(ポーランド)そば粉の薄焼きといえばわかりやすいか。
見た目よりも軽くて、何枚でも食べてしまう。