ブータンのそば料理「プッタ」
蕎麦の原産地はどこか知っていますか?
もちろん日本!
と言いたいところですが、実は違うんです。
中国雲南省と東チベットとの境目辺りの地域なんです。
蕎麦は、アジアやヨーロッパでも特に山間地で食べられています。
ここ早川町がそうであるように、標高が高かったり、土地がやせていたりして、小麦や米の栽培が難しいところでも蕎麦はよく育つのがその理由だと思います。
おすくにでは、世界各地で食べられている蕎麦料理もみなさんに紹介していきたい!という密かな野望を持っています。
今回ご紹介するのは、先日開催した9月の「新月ナイト」でご提供したプッタ。
ブータンのそば料理です。
基本は、麺を茹でて水洗いし、唐辛子、ニンニク、山椒、塩で味付け。
日本では考えられない取り合わせかもしれませんが、これがかなり美味しくて癖になります。
たっぷりのバターで炒めた卵を混ぜ込んだものは上等な食べ方。普通は、茹でた麺に脱脂乳、熱したオイル、アサツキを刻んだものを混ぜて食べることが多いようです。
本来は、蕎麦は日本の蕎麦のように延して切るのではなく、プッタという道具で押し出して麺にする(ところてんのイメージ)。その道具の名前がプッタいい、そのまま料理の名前になったとのことです。