脂ののった金華鯖を使ってシメサバづくり。
まずは鯖を三枚におろし、
酢に浸けます(もう少し工程はあるのですが、そこは内緒!)
数時間で完成。
早速、尻尾の方をちょっと味見。
うーん、爽やかな酢の香りとまったりとした鯖の脂、最高ですね。
海なし県の山梨でも、保存のきくシメサバは昔からよく食べられていたようですね。
鯖は海の幸ではありますが、山梨の食文化の一端として、シメサバを夜のおつまみメニューに加えてみたいと思います。
2月の満月ナイトでお出しした鹿スネ肉のシチューをご紹介。
鹿のスネ肉は火を通すと硬くなるので、焼物などには使いづらいです。
でも、長時間煮ると柔らかくなるので、煮込み料理にはぴったり。
おすくにでは、普段はしぐれ煮にしてご提供していますが、今回は寒い時期のナイトということで、心も体も温まるようシチューにしてみました。
まずは、鹿のスネ肉をぶつ切りにして、フライパンで焼きます。
本当ならもっと大きく切っても良いと思いますが、大人数のイベントだったので、皆さんに行き渡るように小さめ(1.5cm角程度)に切ってます。
別に炒めた玉ねぎに焼き色をつけた鹿肉を加え、赤ワイン、ざく切りトマトにローリエの葉を加え、アクを取りながらコトコト、スネ肉がわらかくなるまでじっくり煮ます。今回は、3時間ぐらい煮たでしょうか。
お肉がやわらくなったら、人参、じゃがいも、大根、セロリを加え、さらに煮ます。
野菜はじゃがいもはとろみを出すためにも必須だと思いますが、それ以外は色合いを見ながらあるものを入れれば良いと思います。白菜なんかを入れても美味しいと思いますよー。
最後に、塩胡椒やケチャップなどで味を整えて完成。
隠し味は、早川町の特産品「白鳳味噌」です!
黒豆を見かけると無性に作りたくなるのが、このご飯。
「おけじゃ飯」という、島根県出雲地方の郷土料理です。
作り方はいたって簡単。
黒豆がハチマキをする(皮に亀裂が入る)までフライパンなどで煎ります。
あとは研いだ米に煎った黒豆を加え、酒と塩を加え炊くだけ。
ほんのり紫がかったお米が美しい。
豆の香ばしい香りがたまりませんなー。
おおよその分量の目安です。
米3合
豆1合
酒70cc
塩小さじ2(ちょっと薄いかも)
水は米と豆を足した量に合わせる(この場合は4合に合わせる)
で、おけじゃ飯の「おけじゃ」ってどういう意味?
煎った黒豆に入ったハチマキのことを、現地では「おけじゃ」というそうです。
豆料理と聞くとなんだか難しいイメージがあるかもしれませんが、この料理はとっても簡単なのでぜひ皆さんも試してみてください。
おすくにでも、しばらくの間、季節のご飯として、この「おけじゃ飯」をご提供していきます。