月夜見山荘/おすくにのブログ

南アルプスの麓、日本で最も人口が少ない町・山梨県早川町に移住して20年。地域の人たちから教わってきた山の暮らしの知恵や技術を継承するために、山の暮らしの豊かさを分かち合うるオーベルジュ(宿泊施設のある飲食店)を2019年1月に開設。このブログでは、私たちの暮らしぶりや四季折々の山の恵みを紹介していきます。

きのこ料理

贅を極めた「囲炉裏で山の幸フルコース」プランの販売を開始しました。

これまでご予約いただいた皆様を悩ませてきた夕食内容の選択。囲炉裏もいいけど、お蕎麦も食べたい…。 BBQもいいけど山菜やキノコのお料理、BBQ以外のジビエや川魚のお料理も食べいたい…。 そんなご要望にお応えすべく、「囲炉裏で山のバーベキュープラン」…

本日のコース料理は、キノコづくしの前菜でスタート

本日のコース料理。前菜は、キノコづくし。オオモミタケ、ハナビラタケ、ブナハリタケ、マスタケの4種類。 ふた皿目は前日釣ってきたアマゴの背越し。 続いて、カジカの唐揚げとバカマツタケの焼き物。 熊肉の味噌煮と天ぷらを経て、お蕎麦とデザートまでの…

本日の囲炉裏BBQは、キノコ尽し!

9月に入り、天然キノコが採れるようになりました。ということで、ご宿泊のお客様のご夕食も、キノコが盛りだくさん! 囲炉裏BBQも普段はジビエや川魚が主役ですが、この時期に限ってはキノコが主役! 本日の焼き物の中には、椎茸、舞茸、くろあわび茸に加え…

きのこづくしの前菜

本日のコース料理の前菜、天然きのこの盛り合わせ。 左から ・クロカワ・オオモミタケ・マスタケ・ショウゲンジ・ハナイグチ の5種類。それぞれ風味も食感も違って面白いですね。そろそろきのこの季節も終わり、この後はジビエと保存食中心のメニュー構成に…

天然キノコがたっぷり入った「きのこ蕎麦」販売開始!

本日のランチ営業より、かけそばの販売を始めます。今年は、山で採れたキノコが入った「きのこそば」が新たにお目見え。ショウゲンジ、アミタケ、ブナハリタケ、オオモミタケ、ナラタケなどがたっぷり!個数限定ですので、キノコ好きの方はお早めに!

本日のコース料理

今夜は何度もお越しくださっているお客様が、大事なご友人をお連れになってご来店。先月釣ってきたイワナと、ちょっと前に山で採ってきたキノコ、そして秋の山野の恵みでおもてなし。 〈本日のメニュー〉 キノコの前菜(クロカワ、ショウゲンジ、アミタケ、…

アカモミタケのポタージュ

本日のコース料理の一品。アカモミタケのポタージュ。 10月頭に採ったアカモミタケを、ペーストにして保存しておいたのですが、なかなか出番がなく…。 ようやく本日、ご提供することができました。ありがとうございました。

キノコたくさん、秋のコース料理

様々なキノコが採れ始め、秋のコース料理もキノコ中心のメニューとなっております。 本日ご提供したお料理を一挙ご紹介。 一皿目は天然キノコの前菜。 ハナイグチ、ショウゲンジ、オオモミタケ、ブナハリタケ、ナラタケを様々な味付けで。 二皿目の秋ナスの…

山家(やまが)そば

数量限定で販売していた「キノコそば」が、おかげさまで一昨日で完売。本日より新メニューとして「山家(やまが)そば」の販売を始めます。 このそばには、秋に採れたナメコと、春に採って保存しておいたワラビとタケノコがたっぷり入…

かけそば始まります。新メニューはきのこそば!

11月になりました。 例年になく暖かい日が続いておりますが、これから3月末まで(予定)、季節限定の温かいかけそば類をご提供いたします。今年のラインナップは・かけそば ・鹿そば ・鳥田舎そば ・あまごそばそして・きのこそばの5種類 きのこそばには、…

ブナハリタケの炒め煮

先日収穫したブナハリタケ。 コース料理の前菜としてご提供しています。 下処理したブナハリタケ。とっても綺麗です。 一回茹でこぼしたブナハリタケを、少々の油で炒め、酒と醤油とみりんで味付け。独特の甘い香りとシャキシャキとした歯ごたえがいいですね…

キノコを求め山へ2020その2

今日はランチ営業を臨時休業し、きのこを求め山へ行ってきました。標高1500mは紅葉の真っ只中です。 気持ちよく山を歩いていると、早速きのこを発見! ヌメリスギタケ(と思われる) ムラサキシメジ 最後にブナハリタケの大群に! ヒラタケと思って取ったの…

キノコを求め山へ2020その1

今年は過去稀に見る不作と言われていますが、しかしパラダイスはどこかにきっとあるはず!と妄想に近い夢を追い求め、山へ行ってきました。 アミタケ ホウキタケの仲間 食べられるかどうかは微妙。 ハナビラニカワタケ 食べ頃をちょっと過ぎていて、採るのは…

秋のコース料理

コース料理もすっかり秋らしくなりました。このところお出ししているコース料理をご紹介いたします。 秋の前菜プレート(冬瓜の煮物、揚げかぼちゃ、こんにゃくの粕漬け、曙大豆の枝豆、オオモミタケの煮貝風、黄金いくらと山芋の和え物) シイタケとマイタ…

オオモミタケの煮貝風

今年もオオモミタケが手に入りました。 コリコリとした歯ごたえがアワビに似ている。と言われてしまうと、山梨県民としてはこれを作らない訳にはいきません。 オオモミタケの「煮貝」です。煮貝がわからない方は以下をご参照ください。 まずは皮を剥きます。…

アカモミタケと大根のソテー

今年はアカモミタケをたくさん見かけました。 明るいオレンジ色が目立つので、知っていれば見落とすことは少ないと思いますが、怪しいきのこだと思って採らない人も多いかもしれませんね。 旨味の強いきのこですが、ボソボソとした食感なので、煮物、汁物よ…

チチタケと大根葉の炒め煮

旨味の強いチチタケ。栃木などでは、ナスと炒めてうどんや蕎麦の具にしてよく食べるそうです。 ナスと炒めるのは、ナスにチチタケの旨味を吸わせるため。それなら、味が染み込みやすい他の食材でもおいしくできるのでは。 ということで、畑から間引きした柔…

ムラサキシメジ

ムラサキシメジがたくさん採れました。 独特の香りがしますが、上品な出汁が出て、様々な料理に使えます。ひとまず、炊き込みご飯と薄味の煮物にしてみました。紫色もそのまま残り、見た目もいいですね。 残りは、水煮にして冷凍保存しました。これから少し…

晩秋のコース料理

明日は立冬。秋と名乗れるのは、暦の上では今日までです。本日、ディナーのご予約をいただきました。ご提供させていただいた晩秋のコース料理をご紹介いたします。 山の前菜 ・むかごの味噌ごまよごし ・おろ抜き大根のナッツ和え ・ハヤト瓜のナマス ・銀杏…

ヒメサクラシメジの山椒煮

ヒメサクラシメジが採れたので、山椒煮を作ってみました。このきのこ、一見、サクラシメジにも見えますが、サクラシメジより、小ぶりで、色が濃いのが特徴です。酒の肴にぴったりの一品ができました。

サクラシメジの味噌煮

先日採ってきたサクラシメジ。地元の人にも昔から馴染みのあるキノコですが、少々苦い。 サクラシメジ その苦さを活かすには、少し甘めの味付けにするのがいいだろうと考え、味噌とみりんで煮てみました。 丁寧に洗ってゴミをや土を落とした後、食べやすい大…

ホコリタケの天ぷら

先日のキノコ狩りで見つけたホコリタケ。 ぎゅっと抑えると、先端の茶色い部分から煙のような胞子が飛び出します。 ホコリタケ このキノコも若いうちは食べることができるので、採ってきました。 水でさっと洗うと、食べられないものは破けてしまうのですぐ…

キノコを求め山へ

今年は天候がおかしく大凶作のきのこ。ようやくまとまった雨が降ったので、昨日、「きのこ達も出ているはず!」と淡い期待を抱いて山へ行ってきました。 半日、山の中でさまよいましたが、うーん、残念ながらエース級は見つけられず、雑キノコが少々。 ◾️サ…

秋のコース料理

まだ暑い日が続いておりますが、暦の上では秋ですので、コース料理の内容も、徐々に秋らしいものになっております。 本日、ご提供した秋のコース料理をご紹介いたします。 山の前菜5種 ・オオモミタケのさっと煮 ・チチタケとナスの炒め煮 ・アケビの味噌詰…

秋のはやかわ割子、スタート!

当店の目玉メニュー「はやかわ割子」。 三段重ねのそばに、今の季節のこの地域らしい具材が3種ついて、3つの味を楽しめるお得な蕎麦。 そのはやかわ割子が、第5弾!秋バージョンになりました。 本日(9/12)からご提供しております。 今回のラインナ…

夏のコース料理

昨夜はディナーのご予約がありました。5000円のコース料理を作りましたので、ご紹介いたします。 【コース内容】 夏の摘み草を使った前菜三種 湯葉巻き 山の珍味プレート(鹿レバー燻製、豆腐味噌漬け、稚鮎山椒煮、チチタケ炒め煮) 夏野菜の冷汁 アマゴ焚…

食材探し

明日、ご予約のお客様のために、何かないかなあと山歩き。 夏のきのこが採れればいいなあと思っていたのですが、収穫はチチタケのみ。でも、このチチタケ、旨味が強いんですよね。 チチタケ 傷をつけると白い液体が出てくるのでチチタケ

暑気払いの宴席

昨夜は、地元の皆様が、職場の暑気払いでご利用くださいました。 地元の方の宴席が結構、悩むんですよね。どういう料理をお出ししたら喜ばれるのか。 山のものは普段みなさん食べ慣れていらっしゃいますし、実はジビエや川魚は結構苦手、という方も多いので…

きのこ名人とキノコ狩り

今日は、地元のきのこ名人に、 キノコ狩りに連れて行ってもらいました。 今年は不作とのことでしたが、

香りも味も、やっぱりマツタケ

マツタケをいただきました。 さっと焼いて、スダチを絞る。 あとは、言うことないですね。 味も、香りも、やっぱりマツタケです。